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ゲーム機で演奏できる違和感と笑い

 最近もコンスタントにレトロゲーム機の音楽を表現したチップチューンが公開されていて、ひとつのジャンルを確立していて凄いなぁと思う。

 チップチューンの魅力はパルス波の音色と限られた音数(ファミコンなら3和音+1ノイズ等)でそのスペック以上にカラフルなサウンドが表現される高揚感と思っているけど
世代的に子供の時の思い出補正があるかも…と思ってあまり他人におすすめしないんだよね。

 だとしたらやはりすでに発売されているもので話題なら許されるかも?
でも限られた音で表現してるんだよ!?っていうのも言いたい。
そんなのあるとは思ってなかったけどちょうどいい動画があった。
ニコニコ動画で活動されていた頃から存じ上げているマツケん先生の動画がめちゃくちゃよかった。

 上のコンサートイベントの動画を一部無料でアップロードしてくれているものなんだけど、
このコンサートがファミコンやスーパーファミコンなどのゲーム機実機でひとりひとりが音色パートで演奏しているやばいコンサート。

この動画を見ると分かるけど本当に実機に電気信号を入れて演奏している。
そしてやっぱり実機だからカセットにプログラムしてある音色がどう聴いても本物の音がしてる。耳コピじゃない。

 普通に大音量でゲーム音楽聴けばいいじゃん?ってどうせ言う人もいるんだろうけどそれはライブだって音楽CDとかTVでいいじゃん?になる。
生で演奏している人々の癖やノリがその時に反映されているのが気持ちいいよね。

 ひとりひとりが演奏している手がゲームカセット内にサウンドプログラムと一致するんだけど、ちょっとテンポずれたり連打が大変そうだったりしてて
ファミコンサウンドなのにいわゆる人間らしさが音として出てくるのがニヤニヤしちゃう。

 ひとつのサウンドプログラムに魂が宿った感覚は気持ち悪いけど気持ちいい違和感で未来が明るくなる感じがしたよ。

今だって初代ゲームボーイのサウンドがなかなかエモい

最近のファミコンミニやプレイステーションクラシック、メガドライブミニなどレトロゲームブームが来ている中でやっぱり原点といえば、もっと性能が限られているけどその中でそれ以上の表現を可能にしたゲームボーイです。

ゲームボーイは発売してから数週間あまりで販売数100万台を達成したバケモノで、その裏側にはすごくシンプルな内部構造だったからと言われています。それを支えていたのがシャープ製チップの「LR35902」です。

このチップは今のPCのCPUの元祖とも言えるIntelの8080チップがベースとなっています。この中に搭載されているサウンド機能は「パルス波(矩形波)2ch」と「波形メモリ音源1ch」と「ノイズ1ch」の最大4音しか出力できませんが、だからこそシンプルだけどメロディとリズムが心を突いてきます。

今はYoutubeなどでチップを使用したりシミュレーションソフトで再生したりする動画が増えていますので、いろんな角度からサウンドを楽しむことができますね。

レトロサウンドで神様的存在で有名なのがイギリスのゲーム音楽作曲家のティム・フォリンさん。心くすぐる作曲も素晴らしいけれど、それよりも凄いのがサウンド能力を超えてくる音源操作です。実際に聴いて頂ければわかると思います。本当にいい意味でおかしいです。

他にもチップ名の「LR35902」で検索すると山のように動画が出てくるので、既存のゲーム音楽やチップを使ったオリジナル音楽など、自分に合う音楽を「チップ」から探してみてはいかがでしょうか。