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GAMEBOY

■仕様・スペック

製品名
GAMEBOY (ゲームボーイ)
メーカー
任天堂
CPU
製品名
Z80カスタム(リコー DMG-CPU)
動作クロック
4.194304MHz
アドレス空間
16bit(64KB)
メモリ
メインメモリ
8KB SRAM
グラフィック
ビデオメモリ
8KB SRAM
サウンド
サウンド

モノラルパルス波2ch
+波形メモリ音源1ch
+ノイズ1ch

スピーカ
スピーカ: (8Ω) 10mW モノラル出力(左右合成)
ヘッドホン: (16Ω) 2mW ステレオ出力
LCD
LCD
SHARP製 STN型ドットマトリックス液晶
解像度
160×144ドット
表示色数
4諧調モノクロ
その他
消費電力
約700mW
入力デバイス
十字キー A、B、START、SELECT
寸法

90mm×32mm×148mm

質量
約220g (電源含まず)
メディア
256Kbit(32KB) ~ 8Mbit(1MB)
電池持続時間
マンガン乾電池:約15時間
アルカリ乾電池:約35時間
充電式アダプタ:約10時間
発売日
1989年4月21日
価格
12,800円(税抜)
8,000円(税抜) [1994年5月1日価格改定]

■スペック解説

 CPU

 Z80カスタムという名前からZ80の一種と思われがちだが、Z80のように作られた8080カスタマイズCPUという意味合いが強い。実際に比較すると裏レジスタとインデックスレジスタ(IX・IY)が無いことや、パリティフラグとサインフラグの省略、命令の実行クロックが異なっていたりとほとんどZ80と異なる。[1]

 LCD

 SHARP製のSTN型液晶を採用。もともとはゲームウォッチで採用されていた電卓によくある「TN液晶」を引き続き採用する予定だったが、ゲームボーイでは覗き込む角度が異なり見辛い液晶となってしまった。急遽、シャープは応答速度を犠牲にしコントラストが良く、正面から見える「STN液晶」の開発を成功させ、採用した。[2]

 サウンド

 サウンド処理はCPU(DMG-CPU)で行い、最大同時発音数は4音(各チャンネル1音)。それぞれの詳細は以下の通り。[3]
 CH1,2 … 矩形波(デューティー比1:1、1:3、1:7、3:1)音量16段階
 CH3 … 波形メモリ(ループ32ビット、振幅16ビット)音量3段階
 CH4 … ノイズ(ホワイトノイズ、短周期ノイズ) 音量固定

 通信

 専用ケーブルを用いることでゲームボーイ本体同士の通信を行うことができる。

 通信クロックはベースクロックがそのまま使われる。ゲームボーイカラーから実装された倍速モードにおいてもクロックが2倍になるため、通信速度も2倍となる。(過去のソフトにおいては従来のクロックで使用されるため、通信速度の違いを確かめることはできない)
 しかし、 "RDY/ACK"信号(通信準備のための信号と、通信が正確に行われたことを証明する信号)が全くないために、通信を正確に行うにはトリッキーなプログラムが必要だった。[4]

 メディア

 カートリッジROM型のメディアを採用。容量は32KB~1MB。

 ファミコンと同様に、カートリッジ型のメリットとしてROM回路に機能を追加することができ、バンク切り替えによる容量の増加やプロセッサ搭載による処理速度の増加などが可能である。[5]

 電源・バッテリー

  電源は専用バッテリーではなく、汎用の単三電池4本で駆動する。

 電池を長持ちさせる技として、液晶のコントラストを下げたり音量ボリュームを最低にするなどで比較的長くもつようする人もいた。

 

■型番解説


DMG-01 (1989.4.21発売)

グレーカラーの本体の初代ゲームボーイ。定価12,800円。
型番のDMGは液晶の特徴から「Dot Matrix Game」の略とされている。

[1993.6.5] ステレオヘッドホンの同梱を廃止し、9,800円に値下げ。
[1994.5.1] 8,000円に価格改定。
[1994.11.21] 「ゲームボーイブロス」と名付け、「レッド」「イエロー」「グリーン」「ホワイト」「ブラック」「スケルトン」 の5色を発売。8,000円。

 

MGB-001 (1996.7.21発売)

「ゲームボーイ ポケット」
サイズが小さくなって持ちやすくなった。定価6,800円
カラーは「グレー」「レッド」「イエロー」「グリーン」「ブラック」 の5色。
電池は単4電池2本になったが、その反面電池の持ち時間が少ない。

[1996.10.19] 「シルバー」カラーモデル。専用ケース付き。7,800円。
[1997.4.18] 「ゴールド」カラーモデル。専用ケース付き。7,800円。
[1997.7.11] 「ピンク」カラーモデル。6,800円。このモデルからバッテリーランプが装備された。
[1997.11.21] 「クリアパープル」カラーモデル。6,800円。
[1998.2.14] 5,800円に価格改定。(ゴールド・シルバー除く)
[1998.11.14] 3,800円に価格改定。(ゴールド・シルバー除く)

 

MGB-101 (1998.4.14発売)

「ゲームボーイ ライト」
有機ELの緑バックライトを搭載した、暗闇でもプレイできるモデル。定価6,800円
カラーは「ゴールド」「シルバー」 の2色。
電池は単3電池2本になり、ポケットに比べ駆動時間が長くなった。

 

CGB-001 (1998.10.21発売)

「ゲームボーイ カラー」
カラーTFT液晶が搭載されカラー(32768色中最大56色)で表示できるようになった他、赤外線通信が可能となった。定価8,900円。
CPUは8MHz版が搭載されているが、カラーではない旧ソフトでは従来の4MHzで駆動する。

カラーは「レッド」「パープル」「イエロー」「ブルー」「クリアパープル」「クリア」 の6色。
電池は「ゲームボーイ ライト」に引き続いて単3電池2本。

[1999.5.23] 6,800円に価格改定。

 


■参考文献

 [1] Living fossil Z80
 [2] 任天堂の歴史
 [3] ASIA LUNAR > Materials
 [4] ゲームボーイ - Wikipedia
 [5] お受験に出るゲームボーイ 基本仕様

 

2009年5月17日 更新