新型ゲーム機は発売されても数か月はすぐに手に入らないことが多くなった気がします。
Wiiは大人気だったし、PS3とかPS4は（いつものように）初期型は大赤字のコストで売っているので最初の量が多くなかったっていうのもあったと思います。
でも最近のNintendo SwitchとかPS5はちょっと簡単に手に入らないレベルがヤバい気がします。
PS5は2020年11月発売でもうすぐ1年経ちますし、Switchに至っては2017年3月発売なので6年以上経っても定価と同等か以上での販売が続いています。
その要因でよく挙げられているのは転売ヤーによる転売です。抽選販売なんかでは当選機会をごっそり奪われるのでそれはもちろんあり得ると思います。
でもじわじわと表面化している問題が2021年年初からずっと続いています。
それは半導体不足による本体製造数の大幅減。これがやばいです。
どれくらいやばいかというと、自動車も家電も最近のものはほとんど内部がコンピュータで動いていて、
- CPUが作れないからものが作れない
- 売ってない
- だから買えない
- 電気部材がないからトイレも給湯器も用意できなくて家も立たない
という、お金がいくらあってもどうにもならない時代になっています。
原因は生産国のロックダウンとかが噂されていますが、Switchはそれに当てはまりそうです。
ベトナムのロックダウンが家電やゲーム機などに使うハイスペックとまでにはいかないレベルのCPUの生産を止めてしまっていました。
PS5は転売で間違いないというコメントをよく見ましたが、PS5もプロセッサの製造問題が関係しています。
PS5のプロセッサはAMD製のRyzenコアなので、製造できるのが台湾のTSMCという会社の工場だけと言う特別な状況です。
しかもこのプロセッサが大人気で、同じ製品でパソコン向けどころかXboxも同じプロセッサを採用しています。
製造ラインを奪い合ってて製造数が限られていながら分散してしまっている状況です。
簡単にこんなに需要あるんだから増やせばいいじゃんとしか言えませんが、工場そのものが世界最高のハイレベル・ハイスペックなものなので建てるにも数年掛かるからそれまで待てれば解決ですが…。
いやもう本当に、なんだよこれっていう状況です。
コロナで世界のバランスが崩れるとこんなことになるのかって考えちゃうちゃいますが、転売なんかより元々の製造部分で問題が起こっていて早く収まって欲しいなっていう願いでいっぱいです。
日本は幸いにもコロナ感染者数は年初来最少人数を更新しているので、次の波が大きくなければ落ち着いてくると思われるし、みんなのこころの支えになっていたエンターテインメントを少しずつでも復活していけたらいいなと思います。
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