一時的なブームじゃなかった?ミニファミコン・ミニメガドラなど各ミニゲーム機が高騰化している理由

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2016年の「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」の登場以降、毎年のようにミニゲーム機が発売され、ミニゲーム機というカテゴリーができるくらい定着しました。

当初は一過性のブームと考えられていたこのミニゲーム機の人気ですが、時間が経ってもその熱は冷めず、中古市場での価格は高騰の一途を辿っているのが実情のようです。

こちらの記事ではこのように書かれて高騰していることが伝えられています。

「メガドラミニ」に負けない豪華な内容だったため、こちらも発売前から高い注目を集めます。そして発売早々に売り切れていき、後に海外版も品切れ状態に。公式サイトでも「完売御礼」と表記され、今や希望小売価格で新品を入手するのはほぼ絶望的です。

また中古相場も高騰の一途を辿っており、2023年前半には20,000円台に突入。その後も大きな下落はなく、現在は20,000円台前半~25,000円の価格帯で落ち着いています。希望小売価格の2倍以上もの相場になっており、「メガドラミニ」「メガドライブ ミニ2」のいずれも需要の高まりが今も続く結果となりました。

ミニ機の人気や売れ行きはそれぞれで異なりますが、中古市場における価格の推移もまた、大きな違いが見られます。希望小売価格を下回っており、手に入れやすいものもある一方、2倍以上のプレミア価格となり、気軽に買えないものもあります。 今後、こうしたミニ機が新たに出るかは分かりませんが、もし発売された場合、早めに買っておかないと後悔するかもしれません。過去の事例を踏まえ、悔いのないように立ち回りましょう。

一時期ブームだった、“ミニゲーム機”の現状は?中古市場で2倍以上のプレミア機も – Yahoo!ニュース

発売されたミニゲーム機たち

実際に発売されたミニゲーム機の商品販売状況を見て本当か見てみます。

■「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」:2016年11月10日発売

■「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」:2017年10月5日発売

■「ネオジオミニ」:2018年7月24日発売

■「プレイステーション クラシック」:2018年12月3日発売

■「メガドライブ ミニ」:2019年9月19日発売

■「PCエンジン mini」:2020年3月19日発売

■「メガドライブ ミニ2」:2022年10月27日発売

在庫と価格状況

価格確認時点(2023/10/28)では確かにほとんどの商品で売り切れか、在庫があっても多少の値上げがされています。

※上記のリンクで価格表示があるときは在庫がある時です

価格高騰の理由

色々な理由が複合的になっていると思われますが、情勢を考えると以下のことが考えられます。

  • ロット生産による在庫減少
  • 原材料高騰による再販不可能の可能性
  • ターゲット層の人口の多さ
  • 在庫僅少報道でさらにコレクターおじさんの意識強化

ロット生産では1回のロットで必要数をドカンと作ることでコストを下げます。

この生産方法では次の生産は売り切れ状況やその時の需要を見て、もう1ロット作っても売り切れになるかを見て決めているので盛り上がり具合が決め手になります。

原材料高騰していると同じ価格設定でまた作ることができず、価格を値上げして違う商品として再販売する必要がでたりします。この状況になると売れるかどうかも怪しいので再生産の腰が重くなります。

それでもターゲット層の30歳後半〜50歳前半の人口は多く、お金も稼いでいる世代なので思い出にお金を出すことが多い最強世代でもあります。amazonのロングセラーカテゴリーにいる理由も分かります。

そして冒頭のYahooニュースなんかに載った時には「じゃあ確保しておくか!おじさん買っちゃうぞ!」みたいなコレクターおじさんに確保されることになるわけです。

ますます在庫僅少になりそうですが、本当に欲しい人は在庫状況が1こ2こぐらいで少しずつ復活していたりするので何回も商品販売ページをのぞいた方が良いです。

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