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ゲーム機で演奏できる 違和感と笑い

2021-03-04Soundretro

最近もコンスタントにレトロゲーム機の音楽を表現したチップチューンが公開されていて、ひとつのジャンルを確立していて凄いなぁと思う。

チップチューンの魅力はパルス波の音色と限られた音数(ファミコンなら3和音+1ノイズ等)でそのスペック以上にカラフルなサウンドが表現される高揚感と思っているけど 世代的に子供の時の思い出補正があるかも…と思ってあまり他人におすすめしないんだよね。

 だとしたらやはりすでに発売されているもので話題なら許されるかも? でも限られた音で表現してるんだよ!?っていうのも言いたい。 そんなのあるとは思ってなかったけどちょうどいい動画があった。 ニコニコ動画で活動されていた頃から存じ上げているマツケん先生の動画がめちゃくちゃよかった。

https://youtu.be/L5SDdg0h22M

https://youtu.be/tgw8vviK2kc

 上のコンサートイベントの動画を一部無料でアップロードしてくれているものなんだけど、 このコンサートがファミコンやスーパーファミコンなどのゲーム機実機でひとりひとりが音色パートで演奏しているやばいコンサート。

この動画を見ると分かるけど本当に実機に電気信号を入れて演奏している。 そしてやっぱり実機だからカセットにプログラムしてある音色がどう聴いても本物の音がしてる。耳コピじゃない。

 普通に大音量でゲーム音楽聴けばいいじゃん?ってどうせ言う人もいるんだろうけどそれはライブだって音楽CDとかTVでいいじゃん?になる。 生で演奏している人々の癖やノリがその時に反映されているのが気持ちいいよね。

 ひとりひとりが演奏している手がゲームカセット内にサウンドプログラムと一致するんだけど、ちょっとテンポずれたり連打が大変そうだったりしてて ファミコンサウンドなのにいわゆる人間らしさが音として出てくるのがニヤニヤしちゃう。

 ひとつのサウンドプログラムに魂が宿った感覚は気持ち悪いけど気持ちいい違和感で、未来が明るくなる感じがしたよ。