どんなゲーム機だった?
性能・スペック
製品名
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PlayStation(プレイステーション)
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メーカー
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SONY
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CPU
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製品名
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R3000カスタム 32bitRISC
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キャッシュ
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1次キャッシュ データ64KB/命令64KB |
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動作クロック
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33.8688MHz
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コプロセッサ
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GTE(ジオメトリエンジン)
演算能力:最大150万 ポリゴン/秒 可変長固定小数点演算 |
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メインメモリ
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メインメモリ
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2MB
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ビデオメモリ(VRAM)
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1MB
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グラフィック
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解像度
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256ドット×224ライン(ノンインターレース )~640ドット×480ライン(インターレース)
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ポリゴン
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36万ポリゴン/秒
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サウンド
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サウンド
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SPU 16bit PCM
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サンプリング周波数
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44.1kHz
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同時発音数
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24ch
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メモリ
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512KB
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CD-ROM
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ドライブ
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倍速CD-ROMドライブ(2倍速)
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対応規格
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PlayStation規格 CD-ROM
CD-XA CD-DA |
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その他
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メモリーカード
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1Mbit(1ブロック:8KB 計16ブロック)
15ブロック:データ/1ブロック:管理 に使用 |
外部コネクタ
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コントローラ *2
メモリーカード *2 AVマルチ端子 映像・音声端子(RCA) 通信(シリアル) 外部拡張(パラレル) |
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メディア
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最大700MB(CD-ROM mode2)
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消費電力
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–
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スペック解説
CPU
ミップス社設計の「R3000」プロセッサをカスタムしたもの。当時のMIPSアーキテクチャはワークステーションやサーバー向けに作られており、ゲームコンソールに利用するにはメモリ効率があまりよくなく、各ゲームベンダーが様々な工夫をして製作していた。
グラフィック
ゲーム機初の3Dポリゴン処理であり、当初から特化したアーキテクチャをとっていたため、当時のPCよりも高い性能を持っていた。ジオメトリエンジンがポリゴンの頂点演算や座標変換を行い、全てCPUで処理する。一方2Dはスプライト・BG機能などの2D機能を搭載していなく、「擬似スプライト」機能があるがあまり再現性が高いものとはいえない。
PlayStationには高速なJPEGデコーダを内蔵しているため、MotionJPEGでの動画再生が可能である。これにより、プリレンダリングされた3DCGムービーとネイティブの3Dシーンを連結して物語を進めるという技法が確立した。
サウンド
SPUは最大24ch。 スーパーファミコンのサウンド用DSPの系列というのも特徴。
(スーパーファミコンの項を参照)
通信
本体同士を接続して通信対戦するコネクタが搭載されていたが、ごく一部のゲームでしか使用できなかった。最終的に廃止されてしまう。
メディア
大容量のCD-ROMメディアを採用しており、最大700MBまで収録可能。CD-ROM mode2なので大容量である反面、傷に弱いので丁寧に扱う必要がある。